水辺の生きもの調査体験会 in 川里 を取材させていただきました

 


 コウノトリを指標として自然と共生するまちづくりに取り組む鴻巣市へ、令和5年7月、3羽ものコウノトリが飛来しました。

 この翌月、飛来が確認された川里地域に位置する休耕田を活用したビオトープをフィールドに、コウノトリ野生復帰センター「天空の里」主催による調査体験が開催され、鴻巣こうのとりを育む会や鴻巣高校理科研究部の皆さんが参加されました。

 体験したのはこのエリアにどの程度の水生動物が生息しているか分析するための専門的な調査でしたが、講師の先生といっしょに、高校生の皆さんも、タモ網を使って水生動物をどんどん採捕しては仕分けていました。

 確認できたのはギンブナ、タモロコなどの魚類やヌマガエル、アメリカザリガニなどの川や田んぼの生きものたち。暑いなか短時間の調査でしたが、さまざまな生きものがみられ、コウノトリ飛来地の自然の豊かさを感じることができました。