スクミリンゴガイ駆除活動に参加しました
南米原産のスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)は、食用として持ち込まれたものが野生化し、荒川流域の田んぼでもいたるところでみられ、イネへの食害などが深刻な問題となっています。 これらを駆除しようと、吉見町農作物病害虫防除協議会の呼びかけで、真夏の晴天のなか、地域の皆さんおよそ40名(東第二土地改良区、吉見町農業青年会議所、埼玉中央農業協同組合などなど…)が集まって駆除作業が行われました。副町長より、スクミリンゴガイ対策の実施状況や熱中症・感染症への配慮事項などのお話をうかがったのち、1時間ほどの駆除作業に汗を流しました。 参加者はそれぞれタモ網とバケツを持って、周辺の田んぼ・水路をまわり、成貝は採取・回収、卵塊は掻き落としによってスクミリンゴガイを駆除しました。バケツにどんどん集めていくのは達成感があり、たくさんの成貝(およそ100kg)が回収されました。 作業中は、ドジョウやカエル類、ゲンゴロウ類など、さまざまな生きものもみられ、参加された方からは「感染症の心配がなくなったら、ぜひ、子どもたちといっしょに作業したい。楽しみながら田んぼに親しんでもらえると思う」といった声が聞かれました。